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2007年10月 4日 (木)

人間の領域

最近、SONYのコンパクトデジカメのCMをよく目にする。
「ハイ、ソニィ」と言って被写体が笑顔になった瞬間シャッターが落ちるCM。
既にいくつかのデジカメには搭載されている、顔検知システムから
一歩進んだ笑顔感知システム「スマイル・シャッター」だ。
被写体が最も良い笑顔を見せた時に勝手にシャッターが切れるという、
まことに気味の悪いシステムだ。

カメラはオートフォーカスという機能を手に入れたことにより、
飛躍的に進歩を遂げた。
「美しい絵を写す」ためのレンズの進歩とは別に、カメラ本体の進歩は
常に人間の能力を補い、または超える働きをするための進歩だった。
それが例えばオートフォーカスであり、露出優先モード等の電子化であったり、
またはモータードライブであったりしたのだ。

顔検知機能もオートフォーカスに付随するひとつの機能と言っていいだろう。
スナップ写真等を撮影するにあたり、人の顔に最もピントを合わせることが
多いため、使用者側が使いやすくするためにテクノロジーで人間の能力を
補っているのだ。

しかし、「スマイル・シャッター」は違う。
人の笑顔の瞬間など、撮る側と撮られる側が、つまりは人間の感性によって
決定されることであって、そこに機械の付け入る隙はない。
自分が撮影者として、被写体の最も素敵だと思える瞬間は、
ファインダーを覗いている自分にしか分からない。
その一瞬を捉え切り取るために、人間はカメラを使うのであって、
シャッターを切る判断までカメラに任せてしまったら、撮影者は必要ないではないか。

ソニーはミノルタからアルファシステムという宝を受け継いだ。
それは製品としての規格だけではなく、これまでに培った実績も同様に
引き継いだことだろう。
だからこそ、ソニーがこんな物を作ったのが許せない。
ミノルタは過去、アルファXiシリーズで大失敗をした。
Xiシリーズはまさに「カメラ任せで良い写真が撮れる」を目指したカメラだった。
対応のレンズを使用すれば画角までカメラが勝手に決めてくれる。
そこはカメラが踏み込んではいけない、人間の感性が支配する領域なのだ。
だから売れなかった。

せっかく宝と共に引き継いだ経験を、ソニーは無にするつもりなのだろうか。
今週末、幕張のCEATECに仕事で行ってきます。ソニーも出展している。
何を意図してスマイルシャッターを実用化したのか、問い詰めて来ようと思っている。

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2007年10月 3日 (水)

穴を掘ったら潜るだけ

ふとズボンのポケットに手をやると、小銭がチャリチャリとぶつかりあう音がし

た。

僕は探した。必死に探した。入れた記憶は無いが、確かにお金の音だった。
ポケットの中身を全てぶちまけ、飛んだり身体をゆすったり。


そして探し続けること5分。
音の正体が、腕時計の金属製ベルトと気付いた時、
恥ずかしさと、己のあさましさに打ち震えた。

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2007年9月30日 (日)

今日は掛川でRCのレースだったが、雨天のため中止になるだろうと予想し、
予定を変更して車検に行きました。

車検を受けるのは初めてだし、いくらかかるか分からないので内心ドキドキでしたが、
「このタイヤじゃ車検通らないよ~」
って言われた以外は無事終了。
金額も予想を下回り、めでたしめでたし。
しかし、浮いたお金で何買おうかなぁ、なんて思ってしまうダメな自分でした。

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