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2008年8月30日 (土)

SOLA

ここ最近の天気、明らかにおかしいですね。
夏の初め頃から、局地的に雨が降ったりしていて今年は何かおかしい気がしていた。
今日の空も気味が悪いと言ってしまえば簡単だが、
北と南で全く違う色をした空、どこかの師匠曰く
「空が泣いている」そうだ。いかにもパクってきたような台詞が素敵だ。

今日に限らず空は常に一定ではなく、刻一刻とその姿を変える。
ここに惹かれるためなのかは分からないが、
写真を趣味にしていると言う人に撮影対象を尋ねると、その多くが
「空を撮るのが好き」
と答える。

だけれど、僕はどうしても撮る気がしない。
かつて僕の写真仲間の中では
「子供と動物は反則」という言葉があった。
子供も動物も、どんな撮り方をしてもそれなりに絵になってしまうからだ。
瞬きをするその一瞬でさえ、姿を変える彼ら。
確かに撮っていて楽しいし、上達したような気になる。
空も性質的には非常に良く似ている。
だからだろう、子供や動物と同じようなお手軽さ加減が気に入らず、
昔から撮ろうとは思わなかった。

だけど今日、会社の窓から空を眺めていて思った。
「空という被写体は緊張感で満ちている」と。

子供や動物の撮影はある種、スポーツ写真に似ている。
何百枚撮ったうちの1枚が良ければそれで良い、というヤツだ。
しかし、空を撮影するためには、腰を据えて自分の思い描く空がやってくるまで、
じっと待たなければならないだろう。
インスピレーションの赴くままに撮影する方法もアリだとは思うが、
やはりそこはシャッターの一押しごとに魂を込めてもらいたいものだ。
いつ来るか分からない希望の空を、
ここだと思った一瞬を逃さず切り取る。
相当な緊張の連続だろう。

久しぶりに三脚を持って出掛けたくなってきた。

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