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2009年4月27日 (月)

マイノリティの衝突は時として喜劇に映る

僕ら少数派の趣味を持つ人間にとっては、
同好の士との偶然の出会いというものは、そうそう起こり難く、
またそれ故に貴重なものであると、今日僕は学んだ。

僕の努めている会社は光学部品メーカーであり、
光学部品という代物は、実は一般生活において以外と身近な所に存在している。
だから取引先も多くの業種に渡っているが、今日は
とある航空機関連メーカーの人との打ち合わせをしていた。

僕の趣味が趣味なので、航空機となれば当然、
話しを突っ込んで聞きたくなってしまう。
製品の用途や仕向けを聞いているうちに話がどんどん脱線していき、
気が付くと、航空博物館の話になっていた。

「あそこの基地にはF104が展示してある」
だとか、
「あっちにはF-1が置いてある」
とか。
「あそこの野外展示は酷い」
とか。

ただ、ここまではあくまで仕事の話の延長である。
お客さんも仕事上そういった物がある所に行く機会が多いだろうし、
(それでも喜々として喋っていたが・・・)
詳しいのも、航空機関連に従事しているのだから納得だ。

だが、ある時点を境に話はますます脱線していくことになった。
航空機産業から延長して、宇宙産業についての話を伺った時、
ついつい、「ロケットの打ち上げを見たことがある」
と言ってしまった。
この話をすると、十中八九「こいつ何言ってんの?」
という顔をされるのだが、予想に反して
「どんな感じでした?」と質問が。

その質問に答えられる営業マンは日本全国探しても、多くはいないだろう。
少なくとも僕は、
僕以外にこの問いに対する答えを持ち合わせている営業マンを知らない。

聞けばこのお客さん、自身もスペースシャトル打ち上げを
見学したことがあるそうだ。
そんな二人がマンツーマンで打ち合わせしているのだから、
もはや誰も二人の暴走を止めることはできない。
打ち上げの興奮を語り合い、気がつけば昼飯の時間はとうに過ぎ、
僕ら二人を残し、周りは誰も居なくなっていた

これは偶然の出会いなのか、それとも仕事という伏線にから浮上した必然なのか。
その結論を導くための材料を僕は持ち合わせていないが、
そんな事はこの際どうだって良い。
ただこの出会いを大切にする、それだけが重要な事だ。

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