« 2009年9月20日 - 2009年9月26日 | トップページ | 2009年10月11日 - 2009年10月17日 »

2009年10月 9日 (金)

とってもどうでも良い話

今からずっと遠い未来。
現在の文明が土の下に埋もれてしまうくらいの未来。
何かの拍子に僕らの文明の痕跡が発見された時、
未来人は正確に、僕らの時代を特定してくれるのか、なんだかとっても不安だったりする。

ちょっと考えて欲しい。
現在の歴史では、「旧石器時代」と言われているのは、
今から「200万年前~紀元前1万年」だそうだ。
その間、約199万年である。
ちょっと極端な例ではあるが、あまりに大きく括り過ぎではないだろうか。
もちろん、実際には出土品はもっと細かく年代測定できるだろうが、
200万年前の人間と、1万2千年前の人間を、同じ時代を生きた人間と呼べるだろうか。

例えば、現在から遠い未来で現在の飛行機が土の中から発見されたとする。
それは最新鋭のF-22だったとする。
仮に揚力を発生させる翼が必要な飛行機の歴史が、
21世紀末に終焉を迎えていたとしよう。
未来人は「翼を持つ飛行機が出土した」という事実からF-22は、
20世紀はじめから21世紀末までの物であったと判断するかもしれない。
つまり、この200年は「同じ時代」として認識されるわけだ。

同様に、内燃機関を持つ自動車の歴史が21世紀中盤に終わったとしよう。
(これは比較的現実味のある話だ)
最初に量産化された自動車は1885年に登場しているため、
内燃機関搭載型自動車の歴史は約1世紀半で終わることになる。
未来人は、この約150年間を細かく分類することができるのだろうか。

僕らの感覚から言えば、自動車や飛行機が誕生した時代と現代とは当然、違う時代だ。
むしろ、自分が生まれる以前の時代は全て実感は無く、
今とは「違う時代」と認識している。
そんな、今を生きる人から見れば細分化可能な個々の時代が
ひと括りにされてしまうのは、
生きた証が残っていないようで無性に寂しいものだ。

もしかすると、「旧石器時代人」に対しても、同じ事をしているのかもしれないけれど・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年9月20日 - 2009年9月26日 | トップページ | 2009年10月11日 - 2009年10月17日 »